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小論文コラム
小論文の課題では、課題文をしっかりと読んで内容を理解し、その上で論述するということが求められています。
どのように踏まえるのかを悩んでいる人もいるでしょう。
1)課題文を理解できているか、
2)どのような問題点を論旨の中心にして論述できているか、ということに注目しましょう。
まず、論述を始める前に課題文のある論述ではその内容を把握し、筆者の考えが何であるかを読み取らなければなりません。
そしてそれに対してあなたがどのように考えているのかを、分析メモに書き出してみましょう。問題も「次の文章を読んだ上で」と書かれていれば、まずは内容を踏まえてみましょう。
論文は、筆者が問題点を考察した結果を表現するものですね。また、読み手が存在するものですから、その読み手に説得力のある理解しやすいものである必要があります。
とても難しいものと感じられるかもしれませんが、見つけた問題点を深く考察した論文は結果的に読み手を説得する内容になりますし、共感を得やすいものです。
そしてそのような論文を書くための基礎となるものがメモとアウトラインなのです。メモをとりながら問題点を探し、解決策を考え、さらに次の疑問点に出会い・・といったことを繰り返して考察を深めていってください。
自分なりの考え方を見つけ出せるようになってくれば、そこからさらに理由と根拠を明確にしながら発展させていく、掘り下げていく、という作業がアウトラインシートでしっかりと出来るようになります。そうすれば、かならず合格論文は書けます。
どんな分野にしろ、自分の考えをどれだけ深められるか、きちんと根拠のある主張を分かりやすく論述できるかで、小論文の評価は大きく変わってきます。
試験本番でも、ここで習得した「深く考える力」を生かして、がんばってくださいね。
小論文頻出テーマ
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日曜日, 11月 23rd, 2008
「国家とは、一定の領土や住民をおさめる政治社会のこと」と定義できるでしょう。あなたは「市民社会」についてはどう定義しますか。これらも世界史で習うところですが、参考までにいえば市民社会の「対等性と自立性」は、都市に発達した”市場”に由来するとされます。
それは商取引における相互の対等性の反映であり、また市場すなわち都市の封建領主からの自立性の反映です。市場の発達によって形成されてゆく市民社会は、歴史的には封建国家の内部から生まれてくるのですが、絶対主義の時代にはついに国家を取り込むこととなり民族国家と市場すなわち市民社会とはきわめて幸運な、しかし一時的な利害の一致をみることになります。
国家権力の庇護の下で安全で均質な民族市場を手に入れることができたからです。でも市場の発達はこんにち国家の枠組みをこえた展開をみせるようになりました。それがグローバリゼーションに他なりません。
ただ、市場原理を経済的基礎とする市民社会には市場特有の問題性がはらまれています。21世紀になっても世界中で多発する紛争が、はたして民族主義だけによるものかどうか議論の余地もあるかと思います。また共生の原理と市場の原理との矛盾をどう乗り越えてゆくのか等々、考えるべき課題はたくさんあるようです。
今までにない問題で戸惑ったとしても小論文の問題なので、課題を読んで自分なりにどう消化したかが問われます。世界史が苦手な分野であれば、これを機会に現代史などに関する知識を仕入れておくとよいでしょう。
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