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小論文コラム

小論文の課題では、課題文をしっかりと読んで内容を理解し、その上で論述するということが求められています。

どのように踏まえるのかを悩んでいる人もいるでしょう。

1)課題文を理解できているか、

2)どのような問題点を論旨の中心にして論述できているか、ということに注目しましょう。

まず、論述を始める前に課題文のある論述ではその内容を把握し、筆者の考えが何であるかを読み取らなければなりません。

そしてそれに対してあなたがどのように考えているのかを、分析メモに書き出してみましょう。問題も「次の文章を読んだ上で」と書かれていれば、まずは内容を踏まえてみましょう。

論文は、筆者が問題点を考察した結果を表現するものですね。また、読み手が存在するものですから、その読み手に説得力のある理解しやすいものである必要があります。

とても難しいものと感じられるかもしれませんが、見つけた問題点を深く考察した論文は結果的に読み手を説得する内容になりますし、共感を得やすいものです。

そしてそのような論文を書くための基礎となるものがメモとアウトラインなのです。メモをとりながら問題点を探し、解決策を考え、さらに次の疑問点に出会い・・といったことを繰り返して考察を深めていってください。

自分なりの考え方を見つけ出せるようになってくれば、そこからさらに理由と根拠を明確にしながら発展させていく、掘り下げていく、という作業がアウトラインシートでしっかりと出来るようになります。そうすれば、かならず合格論文は書けます。

どんな分野にしろ、自分の考えをどれだけ深められるか、きちんと根拠のある主張を分かりやすく論述できるかで、小論文の評価は大きく変わってきます。

試験本番でも、ここで習得した「深く考える力」を生かして、がんばってくださいね。

入試小論文の作成手順

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分析メモを取る作業工程その2

土曜日, 12月 6th, 2008

 小論文作成手順も分析メモを取る作業工程の段階まで進んでいます。今回は分析メモを取る作業工程を料理を作ることに置き換えての、説明の続きです。
あなたの家の冷蔵庫に、玉ねぎとジャガイモ、ニンジンはあるけれど、お肉が無いので、どうしようかと考えようとしているとします。
 おいしいシチューを作りなさいと言われて、どんなお肉を使うか、あるいはシーフードを使うかを悩むところのはずです。
 ここで、最も大事なことは、「おいしいシチューにするための工夫である」という意識なのです。
 その目的意識の無いままで食材を手当たり次第に購入したって、手当たり次第に加えたって、決しておいしくはなりません。
 論文も、目的が何であるか、何を目指して分析をしようとしているのかを、十分意識して、認識、知識を出していくことが重要です。明らかに関係のない材料をたくさん出してみても、混乱を増すだけです。ただ、論文の経験の浅い人は、この判断が難しくて、手当たり次第に知っていることを並べてみたり、関係の無いことまで持ち出してみたりして、混乱を来たして書きづらくなることが多いのですよ。
 さて、それでは、そうして材料をそろえることができたとして、次の作業にかかりましょう。
 材料が出揃ったら、それを洗ったり切ったり炒めたり、と正しい手順に則って進めていくだけですが、これは言ってみれば、まだ料理の『下ごしらえ』でしかありません。料理は、まだ始まっていないとも言えるでしょう。しかし、料理の専門家なら、「いいや、下ごしらえの段階で、既にその料理の良し悪しは決まっているんだ」と言うと思いませんか?なぜなら、ここでしくじってしまったら、もう、後戻りはできないからです。
 論文の場合も同じです。
 材料を探し、それを洗ったり切ったり、煮たり炒めたり、そういう吟味を行なう段階が不十分で、食材が硬いままだったり、火が通ってなかったり、下味がついてなかったりすると、全く材料が生かされません。知識の意味が説明できない程度の理解だったり、その材料が孕んでいる問題点を抽出しなければならないのに抽出する努力をしようとしなければ、その材料は、この段階で死んでしまいます。
 丁寧で確実な調理=丁寧で十分な吟味、そのように作業を確実に進めるためにも、メモを取って確認しながら進めることが必要です。そして、このようにして材料を全て出し尽くし、その課題の要求する目的に応じた丁寧な分析を徹底して進めていくと、そこでは、目指していた目的の答えが得られるようになります。
 つまり、解決策を探っていた場合は、解決策のヒントや具体案、課題の解釈を探っていた場合は、解釈のヒントや解釈をもたらす価値観や認識などの思考の軸になるものなどが、見えてくるものなのです。
 そして、そこでも、全く、漠然としたものではなく、作業をすべて自問自答で進める以上、自ら出した問いへの答えとして、それらが得られるものなのです。だからこの自問自答の流れには、必ず、最初に意識した、目的、課題の要求といった、自分で選択的に決めた意識があり、そこに向かおうとする流れがあるものなのです。
 「おいしいシチュー」というのは、人によって違います。自分はどういう「おいしさ」を生み出そうとするか、それは、自ら選択的に決定するものなのです。

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