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小論文コラム

小論文の課題では、課題文をしっかりと読んで内容を理解し、その上で論述するということが求められています。

どのように踏まえるのかを悩んでいる人もいるでしょう。

1)課題文を理解できているか、

2)どのような問題点を論旨の中心にして論述できているか、ということに注目しましょう。

まず、論述を始める前に課題文のある論述ではその内容を把握し、筆者の考えが何であるかを読み取らなければなりません。

そしてそれに対してあなたがどのように考えているのかを、分析メモに書き出してみましょう。問題も「次の文章を読んだ上で」と書かれていれば、まずは内容を踏まえてみましょう。

論文は、筆者が問題点を考察した結果を表現するものですね。また、読み手が存在するものですから、その読み手に説得力のある理解しやすいものである必要があります。

とても難しいものと感じられるかもしれませんが、見つけた問題点を深く考察した論文は結果的に読み手を説得する内容になりますし、共感を得やすいものです。

そしてそのような論文を書くための基礎となるものがメモとアウトラインなのです。メモをとりながら問題点を探し、解決策を考え、さらに次の疑問点に出会い・・といったことを繰り返して考察を深めていってください。

自分なりの考え方を見つけ出せるようになってくれば、そこからさらに理由と根拠を明確にしながら発展させていく、掘り下げていく、という作業がアウトラインシートでしっかりと出来るようになります。そうすれば、かならず合格論文は書けます。

どんな分野にしろ、自分の考えをどれだけ深められるか、きちんと根拠のある主張を分かりやすく論述できるかで、小論文の評価は大きく変わってきます。

試験本番でも、ここで習得した「深く考える力」を生かして、がんばってくださいね。

小論文頻出テーマ

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「市民社会の原理」を考えるヒント

月曜日, 11月 24th, 2008

 抽象的で観念的で難しい問題の一例として「どういうことなのか」という問われる場合があります。傍線部について自分の理解の仕方でわかったこと、言えることを、より易しい言葉で伝えなければなりません。
「多文化の対等性と自立性を認める」市民社会の原理と、文化的同質性と国家への従属性をいう民族国家の原理とのちがいを正しく把握しましょう。一番のポイントは、「相対化」という難しい言葉の意味をつかむことが先決です。それが難しいかもしれません。
「相対化」が「共生」「トランスナショナル」に共通する意味で使われているのにも気付いて欲しいと思います。つまり、異質なものをすべて排除するような絶対的価値観ではなく、多民族、多文化が相互に関係しながら、比較において存在する国家となっていく、つまり、極論すれば、違いを尊重し合える国、世界、社会へと向かうことを提案しているのではないでしょうか。
 異質なものをすべて排除する例は世界の現代史には事欠きません。具体例を幾つか挙げてみましょう。
 流血の例としては、ユダヤ民族主義のもとでユダヤ人の「イスラエル」という国が創立されて以来、現在に至るまで血で血を洗う紛争になっているパレスチナ問題などありますね。また、ドイツ国家の名の下にユダヤ人を排除しようとしたナチスなど、国民の愛国心を利用した最たるものですね。これについてどう思うかは人それぞれでしょう。ただ、世界の流通機構の変化、その他の要因で、多文化、多民族の国家が常識になったとはいえ、人は皆、潜在的に民族意識を持っているのも確かです。なかなか根深い問題を含んでいますね。他にも例があるでしょう。それらについてあなたの思うことを述べてみましょう。字数も限られて少ないので、ポイントを絞ってその中に例と、それについての意見(言いたいこと)を述べましょう。
 さらに「虚構性を露呈した」事実としては、チベット独立運動やチェチェン紛争などが挙げられるでしょう。多数派の民族が主導権をにぎる国家は常に少数民族を取り込もうとしています。国は鎮圧に必死ですが、市民の心はその必要性から離れていっているかもしれません。ロシア劇場の人質事件でも、人質を助ける政府と決死の覚悟で反戦を訴えるテロリスト(夫を失った主婦も多く含む)のどちらが悪者なのかと見守っていた人々は多いのではないでしょうか。考えさせられますよね。国家の構成員であり、かつ市民である私たちは、何をなすべきかを考えてみたらどうでしょう。あなた自身の意見、主張、感想はありませんか。
 市民とは、あなたも含む、私たち一人一人です。国のこと、世界の流れを知って、考えて、行動しなければならないのではないでしょうか。これは、個人的なの解釈です。あなたの考えたことを書いて示しましょう。調べる参考として、インターネット、本などありますが、集英社「imidas」、朝日新聞社「知恵蔵」など役に立ちます。

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