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小論文コラム

小論文の課題では、課題文をしっかりと読んで内容を理解し、その上で論述するということが求められています。

どのように踏まえるのかを悩んでいる人もいるでしょう。

1)課題文を理解できているか、

2)どのような問題点を論旨の中心にして論述できているか、ということに注目しましょう。

まず、論述を始める前に課題文のある論述ではその内容を把握し、筆者の考えが何であるかを読み取らなければなりません。

そしてそれに対してあなたがどのように考えているのかを、分析メモに書き出してみましょう。問題も「次の文章を読んだ上で」と書かれていれば、まずは内容を踏まえてみましょう。

論文は、筆者が問題点を考察した結果を表現するものですね。また、読み手が存在するものですから、その読み手に説得力のある理解しやすいものである必要があります。

とても難しいものと感じられるかもしれませんが、見つけた問題点を深く考察した論文は結果的に読み手を説得する内容になりますし、共感を得やすいものです。

そしてそのような論文を書くための基礎となるものがメモとアウトラインなのです。メモをとりながら問題点を探し、解決策を考え、さらに次の疑問点に出会い・・といったことを繰り返して考察を深めていってください。

自分なりの考え方を見つけ出せるようになってくれば、そこからさらに理由と根拠を明確にしながら発展させていく、掘り下げていく、という作業がアウトラインシートでしっかりと出来るようになります。そうすれば、かならず合格論文は書けます。

どんな分野にしろ、自分の考えをどれだけ深められるか、きちんと根拠のある主張を分かりやすく論述できるかで、小論文の評価は大きく変わってきます。

試験本番でも、ここで習得した「深く考える力」を生かして、がんばってくださいね。


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テーマ「個性の尊重」を論述するヒント

By admin | 6月 30, 2008

 まず、「個性」とは何でしょう。たとえば、もしも個性とは社会を生き抜くための能力であり、他者より秀でた才能を持つことが出来ない人間は個性もなく、規律と統制の中で平均点を高めることに存在価値を見つけ出すしかないという主張では、少々主観的な捉え方となってしまいます。はたして「個性」=「優れた才能」でしょうか? 

 せっかく得ることのできたあなた独自の意見は、読み手にきちんと理解してもらえるように小論文を書くことも大切なことです。

 ではどうすれば読み手を説得できるでしょう。そのためにはまず、あなたが結論に至った考察を分析メモにも書いてみてください。例えば、有名なサッカープレーヤーになるための個性は「強烈な個性」です。「他人より抜きん出た才能」とも言えるものですね。しかし周囲の人は強烈な個性の持ち主ばかりではないために、そのことが際立っているのです。では強烈ではない個性は尊重されなくとも良いのでしょうか? もちろんそうではありませんね。

 大多数の人達は「飛び抜けた才能や個性をもっていない」のです。その人達の個性がないがしろにされることに賛成する人はいないでしょう。なぜだと思いますか? あるいは逆に「強烈な個性」以外の個性を認めない社会はどのようなものになるでしょうね。没個性化という言葉がありますが、この言葉が意味する人間社会は理想的でしょうか? 

 ところで、規律や統制を守ることはもちろん大切なことです。つまり「規律や統制を守ること」に問題点があるのではなく、そのことのみに捉われていることが、強烈な個性を育てるチャンスを逃しているのではないでしょうか? 一方、「規律や統制を守ること」ができない強烈な個性の持ち主は、果たして社会に本当に受け入れられているのでしょうか? 社会が受け入れるのは、才能というその人の一部分の個性であって、その人自身ではないかもしれません。どんなに強烈な個性をもっていようとも、やはり社会の一員なのですから「規律や統制を守ること」は必要なのではないでしょうか? 特に日本社会は、協調性を尊び、他人と同一化することで人間関係を円滑に保つという心理が深く浸透しており、集団社会のルールや道徳観、善悪の判断などは、このような規律と統制があるからこそ守られているとも言えますね。

 「個性を尊重することの意義について」考えを述べるように指示されていれば、たとえば高水準の日本の学校教育において、規律や統制を守りながら「私」という存在の「個性」を尊重していくためには、どのような意識を持つべきなのかを、もう一段階深く考察する必要があるとおもいます。そうすれば、より設問意図に沿った論展開になるのではないでしょうか。

 また、人の個性はもちろん尊重されなければなりませんが、それは一方通行の尊重ではなく、相手の個性をも認めて尊重することが重要なのではないでしょうか? あなたが出した結論を大事にするためにも、自分の考え方、考察の方向を客観的に見直す視点を必ず持つようにしましょう。そして、自分でも納得できるようなら、その背景や理由を読み手にわかりやすく説明してみてください。

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