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テーマ「貿易摩擦」を論述するヒント
By admin | 6月 17, 2008
小論文頻出テーマ『貿易摩擦』について考察してみましょう。例えば、精密機械を輸出する一方で、農作物などの輸入には規制を設けていた日本の姿勢には、「保守的」との批判が集中し、貿易の自由化が進められることとなりました。
しかし、日本側にも、競争力の弱い国内の農家を保護しなければならないという事情があり、EC側との協議が欠かせなかったといいます。「なぜ日本が保守的な態度を取るのか、国内の事情も理解してほしい」ということではないでしょうか。では、自分の立場を理解してもらうために、日本はどうするべきだと思いますか?
ECの姿勢が「威圧的」だというのは、日本側の主観的な見方なのではないでしょうか。ECは敵でも、また保護者でもなく、あくまで対等な貿易相手のはずです。相手を恐れたり、逆に一方的に頼ったりするのではなく、双方がお互いの立場を考え、歩み寄る努力をすることが大切なのかもしれませんね。
今回は、「貿易」の問題を中心に考えてきましたが、その背景にある大きなテーマは、日本と欧米諸国との「考え方の相違」であり、貿易問題はその具体例です。
つまり、「世界の中の日本」という問題をテーマにしていれば、小論文の題材を「経済問題」に限定する必要はないのではないでしょうか。例えば、北朝鮮やイラクといった、現在の日本の社会問題について触れるのであれば、この部分が、深く検討されず、単に現状の列挙とならない注意が必要です。
こうした時事問題は、テレビや新聞でも頻繁に報道されているだけに、あなたにも色々と考えることがあるのではないでしょうか。北朝鮮への支援には、なぜ反対しているのですか? イラクへの自衛隊派遣については、どのような意見を持っているのでしょう。解決の糸口が見いだされていないこれらの問題について、「自分なりの意見」を持つように心がける、それが小論文作成の出発点です。
「主観的な正しさ」と、「お互いの立場を考える正しさ」の対立は、北朝鮮や、イラク派兵の問題を考えるヒントにもならないでしょうか。ぜひ、あなたなりの意見をまとめてください。
Topics: 小論文頻出テーマ |
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