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集団討論や議論に必要な論理分析
By admin | 5月 16, 2008
『集団討論や議論に必要な論理分析~情報整理の方法について』
集団討論や論文作成という場面では、課題に対して論理的かつ現実的な分析と情報の整理を図る方法を身に付けている人ほど効果的な作業の進め方が出来ます。
そこで、集団討論を行なう前に、その方法について簡単に説明しておきますので、これを参考にして、演習当日、少しでも実践的で成果のある討論が行なえるようにして下さい。
Ⅰ.「対象化」の意識
議論の場(論文では課題理解から推敲までの作業)では、課題・テーマ・現状・問題点・原因や背景・経緯・対応状況と影響・理想や希望・現実と理想のギャップ・解決のポイント・解決可能な方法(情報収束させるポイント)といった着眼点の移行が行なわれます。
つまり、考えていく上で、何を意識しているかが、次々と変化していくということです。
これは、議論の上手な人と一緒に討論をすると良く分かります。議論の上手な人は、着眼点が目的に向かって次々と建設的に、かつ意識的に移行していくからです。
そのように意識的に移行させていくためには、2つの準備が必要です。
その第1が、「考えようとすることを『対象』として意識する」ということです。 それを「対象化」と呼びます。
議論の場面では、参加者が対象化して議論の的にしている状態を「俎上にのせる」と言います。まな板の上にのせて、皆で料理しようとしているといった印象です。
この点を意識付ける、最も簡単で確実な方法は、考えるべきことを「疑問文にして『自問』すること」です。
現状はどうなってるんだ?その問題点はどこにあるんだっけ?その原因は何だ?どういう経緯でこうなったんだ?etc.
議論の場では参加者同士が互いにいい問いを出し合えば建設的な議論になっていきます。
Ⅱ.「フレーム思考」の手法
このような意識付けを有効に行なうための第2の準備として、フレーム思考という手法があります。一般には、課題解決法と呼ばれる、論理学から生まれた長い歴史のある手法です。
議論の場では、これをガイドラインとして大雑把にでも意識の中に用意しておくと進めやすいはずです。対象化はフレームに応じて進みます。
① 現状の確認
② 問題状況・問題点の確認
③ 原因・背景・経緯の確認
④ 理想・希望・本質の確認
⑤ ②-④のギャップを埋める方法の列挙
⑥ 解決策の絞込み
⑦ 結果の影響の確認(アセスメント)
Ⅲ.=進め方=
1.司会、進行役を決める
2.テーマ(その時の議論の中心テーマ)を確認して分析視点を各々出していく。
3.出された分析視点に対して連想できる疑問・質問を出す。
4.疑問・質問に対する分析・解答を出しながら整理する。
5.時々、議論の方向をチェックする。
=ルールの3T=
◆1◆ターン:他者の話を最後まで聞き、発言の順番を守ること。
◆2◆ターゲット:論点を絞って、議論開始前より価値のある結論を手に入れること。
◆3◆チューニング:全員で結論を生み出すことを目指し、チームの調和を図ること。
Topics: 集団討論対策 |
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