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小論文頻出テーマ『人権と平等』に関する考察例 その3
By admin | 9月 3, 2007
課題では「人権」と「平等」についてのあなたの意見を求められます。これらにそれぞれについて分析メモでも触れ考察を深めようとしているのですが、課題資料の例と自分で出した具体例を、無理やり「人権と平等」や「個性尊重」の解釈の枠に押し込めてまとめようとすれば、、読み手の共感を得ることが少々難しい出来上がりとなってしまいます。どのような点に気を付ければ、読み手への説得力をもつ論文になるのかを考えてみましょう。
もし例をあげるならば一般的な人々の周囲によくあるような比較検討しやすいことを探してみてください。例えば、「電車内で健康な若者がお年寄りを立たせてシートに座ろうとすること」、この場合でも若者の人権は守られますが、この行動は個性ではなくわがまま、自分勝手と解釈され、一般常識(社会のルール)の問題として考えられますね。そうすると、人が人として社会から認められ、お互いの人権を尊重しながら快適な社会生活を営むためには、「同じ規範の上」で生きることの大切さを説明しやすくなるのではないかと思いますが、いかがでしょう。例を使うことは具体的でもあるため説得力をもった論文に繋がります。しかし、一般に身近に感じられるものの例のほうが自問自答の切り口も見つかる可能性が高く、適当なのではないでしょうか?
自分の個性を尊重しながらも相手の個性も尊重するということが平等であると考えますか?ここで「個性」についても考察をふかめてみてください。もちろん「みんなにできることがわたしにできなくてもいいのか」という自問にもそれは含まれています。しかし、例えば折り紙について考えてみますと「がんばったけれども折り紙を折ることができなかった」ことと「できないことがわかっているので始めから折り紙を折ることをしなかった」は両方ともに認めることができる「個性」なのでしょうか? これらすべてをありのままに受け入れることが「平等」なのでしょうか。
「人権」も「個性」と同様に、自分の権利のみを主張するのではなく相手の権利をも尊重すべきものです。これを人々にあえて説明し教え込まずとも常識であるならば、それは「平等」な人々のあいだにのみ存在する常識なのではないでしょうか? 「人権」「平等」ともによく使われる言葉ですが、理解と実現のためには理性を欠くことのできないものかもしれません。それだけに「個性」の尊重を軸にいろいろな方向から捉えていってみてください。
Topics: 難しい課題文への取り組み方, 小論文頻出テーマ |
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