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小論文コラム

小論文の課題では、課題文をしっかりと読んで内容を理解し、その上で論述するということが求められています。

どのように踏まえるのかを悩んでいる人もいるでしょう。

1)課題文を理解できているか、

2)どのような問題点を論旨の中心にして論述できているか、ということに注目しましょう。

まず、論述を始める前に課題文のある論述ではその内容を把握し、筆者の考えが何であるかを読み取らなければなりません。

そしてそれに対してあなたがどのように考えているのかを、分析メモに書き出してみましょう。問題も「次の文章を読んだ上で」と書かれていれば、まずは内容を踏まえてみましょう。

論文は、筆者が問題点を考察した結果を表現するものですね。また、読み手が存在するものですから、その読み手に説得力のある理解しやすいものである必要があります。

とても難しいものと感じられるかもしれませんが、見つけた問題点を深く考察した論文は結果的に読み手を説得する内容になりますし、共感を得やすいものです。

そしてそのような論文を書くための基礎となるものがメモとアウトラインなのです。メモをとりながら問題点を探し、解決策を考え、さらに次の疑問点に出会い・・といったことを繰り返して考察を深めていってください。

自分なりの考え方を見つけ出せるようになってくれば、そこからさらに理由と根拠を明確にしながら発展させていく、掘り下げていく、という作業がアウトラインシートでしっかりと出来るようになります。そうすれば、かならず合格論文は書けます。

どんな分野にしろ、自分の考えをどれだけ深められるか、きちんと根拠のある主張を分かりやすく論述できるかで、小論文の評価は大きく変わってきます。

試験本番でも、ここで習得した「深く考える力」を生かして、がんばってくださいね。


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小論文頻出テーマ『個性について』の考え方の一例

By admin | 8月 8, 2007

 
 

「現在の日本において、個性が尊重されているか」という問題を提起し、その問題の原因を追究する姿勢を持つとよいでしょう。さらに個性を尊重することのメリット・デメリットについて考えられてもいいですね。結論として、現代の日本における「個性を尊重することの意義」を主張できることが大切です。そこでは個性を尊重することのメリットとの因果関係が明確にする必要があります。

 

日本で個性が尊重されていない原因を探っている点を考えて見ましょう。集団を重んじ、労働・勉学ばかりが重視されてきた日本社会が個性の尊重を阻んできたことが分かりやすく説明できるはずです。では、そこからもう一歩踏み込んで、あなたが指摘した原因について、もう少し詳しく考えてみましょう。たとえば、現在の日本は、昔の日本のような農耕社会から大きく変貌していますが、それでも個性よりも集団が重んじられるのはなぜでしょうか? また、勉強ができることだけに重点がおかれ、他の能力を伸ばすことはそれほど必要でないと考えられている根拠は何でしょう? このように、日本で個性が尊重されにくい原因をより深く分析することで、日本人の「個性」観が明らかになるのではないでしょうか。

 

また、個性を尊重することについて、メリットだけでなく、デメリットも考えられていると評価があがるはずです。。確かに、個性を誤った認識で捉えれば、社会に悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。では、個性の誤った捉え方とは、具体的にはどういうことでしょうか。「自己中心的な行動を個性だと捉えてしまう」ことを問題としていますが、自己中心的な行動と個性との相違点について考えてみることで、その答えが見えてくるかもしれませんね。

 

それから、「一人一人のタレントを自由に発揮する」ことや「自分らしさとは何かという問いへの答えを見つける」ことが、日本の社会にどのような好影響を与えることができるか、より詳しく考えてみるのも良いと思います。論述の最後で、個性を尊重することで、欧米で受けいれられない日本人の曖昧な態度を変えることができるとありますが、この考えは個性を尊重することのメリットが日本に与える好影響の一つだと考えることもできますね。しかし、矛盾するようですが、曖昧な態度ばかりとることも、一つの「個性」だと考えるとどうでしょう?「個性」一つをとっても、さまざまな視点で捉えることができますね。

 

また、「個性を尊重すること」と「個人の自由が許されること」との違いも考えてみてください。日本社会は、協調性を尊び、他人と同一化することで人間関係を円滑に保つという心理が深く浸透しており、集団社会のルールや道徳観、善悪の判断などは、このような規律と統制があるからこそ守られているとも言えますね。このような現実にも眼を向けてみましょう。また、課題資料にもあるような欧米の個性尊重主義を、そのまま日本社会に当てはめることが可能かどうか、という視点からも考えてみると良いのではないでしょうか。

 

上記のように「個性」をより詳しく分析した上で、日本における、具体的な「個性を尊重する」方法を考えてみてはいかがでしょう。集団を重んじる日本人の気質が、農耕社会とは言えなくなった現在でも根強く残るなかで、ただ「個性を尊重することは大切だ」といったところで、個性の尊重が簡単に実践されるとは考えにくいですね。そこで、日本で「個性の尊重」をする際に、何に気をつければいいのか、また、どういうことから始めればいいのかなどを考えてみましょう。そうすることで、個性を尊重することが、日本にどんな変化をもたらすのか、何についての可能性が広がるのかがはっきりして、「個性を尊重することの意義」をより詳しく、読み手に分かりやすく説明することができると思います。

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