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小論文コラム

小論文の課題では、課題文をしっかりと読んで内容を理解し、その上で論述するということが求められています。

どのように踏まえるのかを悩んでいる人もいるでしょう。

1)課題文を理解できているか、

2)どのような問題点を論旨の中心にして論述できているか、ということに注目しましょう。

まず、論述を始める前に課題文のある論述ではその内容を把握し、筆者の考えが何であるかを読み取らなければなりません。

そしてそれに対してあなたがどのように考えているのかを、分析メモに書き出してみましょう。問題も「次の文章を読んだ上で」と書かれていれば、まずは内容を踏まえてみましょう。

論文は、筆者が問題点を考察した結果を表現するものですね。また、読み手が存在するものですから、その読み手に説得力のある理解しやすいものである必要があります。

とても難しいものと感じられるかもしれませんが、見つけた問題点を深く考察した論文は結果的に読み手を説得する内容になりますし、共感を得やすいものです。

そしてそのような論文を書くための基礎となるものがメモとアウトラインなのです。メモをとりながら問題点を探し、解決策を考え、さらに次の疑問点に出会い・・といったことを繰り返して考察を深めていってください。

自分なりの考え方を見つけ出せるようになってくれば、そこからさらに理由と根拠を明確にしながら発展させていく、掘り下げていく、という作業がアウトラインシートでしっかりと出来るようになります。そうすれば、かならず合格論文は書けます。

どんな分野にしろ、自分の考えをどれだけ深められるか、きちんと根拠のある主張を分かりやすく論述できるかで、小論文の評価は大きく変わってきます。

試験本番でも、ここで習得した「深く考える力」を生かして、がんばってくださいね。


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国語学習との違い

By admin | 11月 28, 2008

国語学習との根本的な違いについて少しお話します。

 入試の論文は、国語の延長線上にあると考えている人が多勢います。 しかし、これは大きな誤解です。
 たとえば「読解」ひとつとっても、国語では指示代名詞の内容が問われますが、論文では問われません。なぜでしょうか。

 論文は、あるテーマについて考えさせて自分なりの意見を見つけ出し、それを説得的に文章化することを要求します。
 課題についてくる文章は、そのテーマについて考えるための資料ですが、もちろん、国語同様、内容を正確に理解していなければなりません。それなのに、論文試験では、課題文を「どの程度理解しているか」を調べることはしないのです。「理解しているかどうか」は重要なカギになりますが、理解に応じて、きちんと考え、意見を主張するところまでの作業、すなわち「問題に対して学問的態度で臨めるかどうか」が試される試験だからなのです。

 たとえば環境問題について書かれた文章を「どの程度正確に理解したか」が国語では問われますから、生態系の破壊や地球温暖化現象が何によって引き起こされるのか、その対策はどのようなことが講じられているのか、その文章に書かれている内容を正確に把握しなければなりません。

 それに対して論文では、「その理解を参考にして、何をどのように考えたか」が問われるのですから、たとえば文明社会の維持によって引き起こされる環境破壊と発展途上文明が引き起こす環境破壊を見比べるとき、発展途上文明の発展の権利を奪ったり、未来を妨げることなく環境破壊を抑止するという理念が必要だとの考え方を見出して、主張の足場にするといった「自分なりの考え」を発掘して説明できるところまで止揚する必要があるわけです。

 このように課題に対して分析的に真実を究明しようとするアプローチを「学問的態度」と呼びますが、入試論文では、この「学問的態度」こそ、求められているということになります。

 ということは、論文試験対策では、学問の下地を培う訓練こそ求められているのです。もちろん、学問の下地を培う訓練には国語の訓練も活かされます。しかし、それだけでは不十分なのだということを肝に銘じておかなければならないでしょう。

Topics: 小論文の書き方ポイント |

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