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認識を伝える
By admin | 11月 25, 2008
例えば目の前にオレンジ色で丸い物体がある。
<A>
それ自体から独特の柑橘臭が漂ってくる。触った感触や重さ、表面の特徴や形状などから、これは柑橘類の一種であり、大きさから、「蜜柑ではない」「八朔や伊予柑でもない」「オレンジでもない」と判断する。
<B>
この時点で答えを表明するとすれば⇒「これは柑橘類だ」「この柑橘類は蜜柑や八朔やオレンジではなさそうだ」といった結論になるでしょう。
<C>
そこで自分の判断を伝えます⇒「これは柑橘類だ」
「この柑橘類は蜜柑や八朔やオレンジではなさそうだ」
聞いていた人が意見を述べます⇒「じゃあ、何ですか?」
<D>
正体を知りたくて(ここではもう目的が意識されています)、切ってみようと考えたとします。
そして、切って中を見たときに、かつて見たことのある情報に照合して「これはグレープフルーツではないか」と予測し、食べて確認しようと考え、
<E>
自分の味の情報を得て記憶と照合すると、「確かにグレープフルーツだ」と確認します。
<F>
最終的な判断を伝えます⇒「これはグレープフルーツです」
前ページのカギ括弧<>のA~Fは、それぞれの行程を一言で言い表わした単語が入ります。次のどれが入ればいいでしょうか。
結論 分析 発表
全部に入れることが出来ましたか?
説明を加えると、次のようになりますね。
<A>=分析・・対象を知るために『分析』して、対象を認識する
<B>=結論・・対象の認識の意味を確認して結論とする
<C>=発表・・結論を分かりやすく述べる
<D>=分析・・さらに対象を知るために様々な『分析』をして対象認識を再構成する
<E>=結論・・情報の照合の結果、意味を確認して結論とする
<F>=発表・・結論を分かりやすく述べる
このように、相手に伝えるということは、基本的には、分析と、その結果を分かりやすく伝えるというだけのことなのです。
論文という形に表現する場合も、実は、こうした分析とその結果を分かりやすい文章にまとめるという作業を行なうだけなのです。
Topics: 小論文の書き方ポイント |
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